数学が苦手な子どもへのアプローチ法
こんにちは、STEP ONEの野末です!今回は、中学生のお子さんの成績が伸び悩んでいる保護者の方に向けて、特に「数学が苦手」な子どもへの効果的なアプローチ方法をお伝えします。数学は一度苦手意識がついてしまうと、どんどん自信を失ってしまいがちな教科です。ですが、正しいサポートをすれば、少しずつでも確実に克服していくことができます。
1. 基礎の徹底がカギ!
数学が苦手な子どもには、まず「基礎の理解」が不十分である場合が多いです。計算ミスや解き方が分からない場合、基礎的な部分でつまずいていることがよくあります。具体的には、次のステップでサポートしてみましょう。
- 四則演算や基本の公式をしっかり確認する
掛け算や分数、簡単な公式の理解を復習し、苦手なところを補強しましょう。 - 問題を解く順番を丁寧に確認する
子どもが混乱してしまう理由の一つは、問題を解く手順が曖昧なことです。例えば、方程式の解き方や図形の問題に対して、どのステップで何をするのかを具体的に教えてあげましょう。
2. 「分からない」を見逃さない
授業や塾で理解できたと思っていても、家に帰って問題を解くと分からなくなることがよくあります。これを放置すると、ますます分からなくなってしまいます。子どもが「分からない」と感じたポイントを見逃さずに、早い段階で解決することが大切です。
具体的な方法
- 質問しやすい環境を作る
子どもが「分からない」と感じた時に、気軽に質問できるような環境を作りましょう。親が教えるのが難しい場合は、塾やオンライン教材なども活用してみてください。 - 少しずつ進める
難しい問題を一気に解こうとせず、1問ずつ段階を追って理解していくことで、子どもも自信を持つことができます。
3. 簡単な成功体験を積み重ねる
数学は問題が解けると達成感が得られる教科でもあります。まずは簡単な問題から取り組み、少しずつレベルを上げることで、子どもに「できる!」という感覚を持たせることが大切です。
例
- 最初は基本的な計算問題からスタートし、少しずつ応用問題に挑戦させる。
- 学校や塾で出された課題以外に、家庭でもできる簡単な問題集を用意し、少しずつレベルを上げる。
4. 苦手意識を軽減する工夫
数学に苦手意識を持ってしまうと、やる気を失ってしまいがちです。子どもが「数学が面白い」と感じられるように、次の工夫を試してみてください。
- パズルやゲームを取り入れる
数学的思考を鍛えるパズルや数学ゲームを取り入れることで、楽しみながら学べる環境を作ることができます。 - 小さな目標を立てる
「今日は計算問題を5問解けるようにしよう」など、達成可能な小さな目標を設定し、それを達成した時に褒めてあげることが、モチベーションアップにつながります。
まとめ
数学が苦手なお子さんでも、基礎から丁寧に学び直すことで必ず成績は伸びます。保護者の皆さんは、お子さんがつまずいているポイントを見逃さず、小さな成功体験を積み重ねるサポートをしてあげてください。次回のブログでは「英語が苦手な子どもへのアプローチ法」についてお話しします。お楽しみに!