学校に行きたがらない…それ、もしかして“黄色信号”かも?

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新学期スタート2週間。小さな“違和感”が大きなサインかもしれません

 

新学期が始まって約2週間。最初は元気に登校していたのに、「今日は休みたい」「頭が痛い」と、だんだん学校を渋るようになってきた…。
そんな様子に、不安を感じている保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
元中学校教員として、これまで多くの子どもたちの変化を見てきました。
今回は「登校しぶり」が始まるこの時期に、親として知っておきたい“黄色信号のサイン”についてお話しします。

 

 

登校しぶりが見られやすい時期です

 

4月下旬は、実は子どもたちにとって精神的な疲れが出始める時期
緊張感で何とか持ちこたえていた気持ちが、ふとしたことで崩れやすくなります。

 

こんな様子、見逃していませんか?

 

学校を休みたがる前には、以下のような“サイン”が現れることがあります。

 

  • 朝起きるのが極端に遅くなる
  • 朝食が食べられない
  • 「なんかダルい」と言うようになる
  • 学校の話をしたがらない・イライラする
  • 日曜の夜になると落ち込む

 

これは“サボり”ではなく、心のSOSかもしれません。

 

不登校は突然ではなく、少しずつ始まる

 

私の教員時代の経験からも、不登校になる子の多くは「少しずつ行きたくない気持ち」が強くなっていったケースがほとんどでした。
つまり、“最初のサイン”に気づいて対応すれば、不登校の予防につながるのです。

 

「学校がイヤ」と言えない子もいます

 

「別に…」「なんでもない」と言っていても、本音はなかなか出てこないもの。
特にまじめで頑張り屋の子ほど、心の中に不安やつらさをため込んでしまう傾向があります。

 

まとめ

 

「学校に行きたがらない」の背景には、人間関係・授業・環境の変化などのストレスがあるかもしれません。
小さなサインに早く気づき、心に寄り添うことが、子どもを守る第一歩になります。

 

 

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次回(第2回)は、
「“学校がしんどい”を抱える子に親ができる3つの声かけ」をお届けします。
引き続き、お楽しみに!

座席に限りがあるため、定員になり次第、募集を締め切ります。
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