「どうして勉強するの?」は、親子で考える絶好のチャンス!
「なんで勉強しなきゃいけないの?」
子どもにそう聞かれて、困ってしまった経験はありませんか?
「将来のためでしょ」と言ってみたけれど、納得してくれなかった…そんな保護者の声をよく聞きます。でも実は、その問いこそが、親子で“学ぶ意味”を考えるチャンスなんです。
どうして勉強するの?
子どもがこう尋ねるのは、決して反抗ではありません。
素直な疑問として聞いていることもあれば、「モチベーションが下がっているサイン」だったり、「もっと納得して頑張りたい」という前向きな気持ちの表れだったりもします。
でも、この質問に大人がつい言いがちなのが、
「いい高校に行くため」「将来困らないため」「みんなやってるから」という“正論”。
もちろん間違いではありません。けれど、それでは子どもにとっては「自分ごと」として受け止めにくく、「ふーん…」で終わってしまうことも多いのです。
こんなときに大切なのは、
「その質問、すごくいいね」とまず受け止めること。
そしてすぐに答えを教えようとせず、
「あなたはどう思う?」と投げ返して、一緒に考える対話にしてみること。
親が「勉強=苦しいもの」と捉えていると、子どもにもその空気が伝わってしまいます。
でも、「勉強って、将来の自分をつくるためのものだよね」「たくさんの選択肢を持てるようになるって考えたら、悪くないよ」そんな対話ができれば、子どもも少しずつ前向きな気持ちになっていけるはずです。
まとめ
- 「なんで勉強するの?」は、子どもなりに意味を求めるサイン。
- すぐに正論で返すより、「一緒に考えよう」という姿勢が大切。
- 親子の対話が、学ぶ意欲の原点になります。
勉強の意味を、親としてどう伝えるか。
それは、将来の選択肢を広げるための“贈り物”になるかもしれません。
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