「塾には通っているのに、成績が下がってきた気がする…」
「最近、うちの子が塾の話をしなくなった…」
そんな変化、感じていませんか?
実は、集団塾の環境が、お子さんに合っていないだけかもしれません。真面目に通っていても成績が伸びないケースには、共通する落とし穴があるのです。
中学生になると、集団指導塾に通わせるご家庭も多くなります。学校と同じような雰囲気で学べる、料金も比較的安価…といった理由で選ばれがちですが、すべての子に合うとは限りません。
特に、こんなお子さんには注意が必要です。
成績が伸びない3つの理由(集団塾の落とし穴)
① 授業スピードについていけない
集団塾は、原則「一斉授業」。
クラス全体のカリキュラムに合わせて進んでいくため、
- 少しでも理解が追いついていないと、すぐに置いて行かれる
- 一度わからなくなると、次の単元も理解できない
といった“負の連鎖”が起こります。
ある保護者の方は、「質問したくても周りの目が気になって、できないようです」と話されていました。
② 「わかったフリ」で授業が終わる
理解していなくても、授業はどんどん進んでいきます。
その結果――
- 本当はよくわかっていないのに、分かったフリをして終わってしまう
- 家で復習しようとしても、何をどうやればいいか分からない
特に内向的な性格の子は、「質問できずに終わってしまう」ことが非常に多いです。
③ 自分に必要な勉強ができない
集団授業では、一人ひとりの苦手に合わせた指導が難しく、
- 本当は前学年の単元から復習が必要なのに、それができない
- 得意分野の復習ばかりで、勉強の密度が低い
といった“学習のズレ”が積み重なっていきます。
STEP ONEにも「集団塾では伸びなかったけど、ここに来て理解が追いついてきた」という子が多数います。
まとめ
塾での成績が思うように伸びないとき、「やる気がない」「努力不足」と責めるのは早計です。
本当に見るべきなのは、お子さんに合った学び方ができているか?ということ。
集団塾の環境が、あなたのお子さんのタイプに合っているか、一度見直してみませんか?
次回は、「学習量×学習の質」――本当に成果の出る学習環境とは?をお伝えします。