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12月に入り、いよいよ今年も残りわずかになってきました。この時期は、2学期の学習内容が一気に難しくなるため、“伸びる子”と“つまずく子”の差が大きく出やすい時期でもあります。
テストが終わってホッとしているお子さまも多いと思いますが、実は 「今」こそ、保護者の皆さまに見ていただきたい大切なポイント があります。それが、今回のテーマである “学力の穴” です。

なぜ2学期に“学力の穴”が生まれるのか?
2学期は、どの学年にとっても「学習内容のボリューム」と「難易度」が急に上がる時期です。
その背景には、次のような理由があります。
- 行事が多く、集中しづらい
体育祭・文化祭・定期テスト・部活の大会…。
学校生活が一番忙しい時期で、気持ちが勉強に向きづらいお子さまも多いです。
- 学習内容が“積み上げ式”で進む
特に数学・英語は、1つ理解できていない単元があると、次の単元がわからなくなる「ドミノ式のつまずき」が起こります。
例)
- 英語:be動詞の理解不足→一般動詞→三単現→過去形へ連鎖
- 数学:方程式の理解不足→文章題→関数で大きく差がつく
- テスト後の気のゆるみ
中学生は特に「テスト直後」がいちばん危険な時期です。
やる気が落ち、気がつくと苦手が積み上がってしまいます。
成績が伸び悩む子に見られる“3つのサイン”
ご家庭でも、「あれ?」と感じる小さな変化が“学力の穴”のサインかもしれません。
- ① 宿題でつまずく箇所が増えている
「前はできていたのに…」という問題ができなくなるのは、大きなSOS。
特に数学は顕著です。
- ② 自分から勉強を始めない
やる気がないように見えて、実は 「どこから手をつければいいのか分からない」 状態の子も多いです。
- ③ テストが返ってきても、やり直しをしない
テスト直しの姿勢は、学習習慣のバロメーターです。
間違えた原因がわからない=学力の穴が広がったままになります。
冬休み前の“今”が勝負!学力の穴を見つける絶好のタイミング
「冬休みになったら頑張らせよう」
そう考える保護者の方は多いですが、実は 冬休みに入ってからでは遅い のです。
冬休みは短く、部活や家族の予定も入ります。
そのため、
冬休みに“克服する内容”を冬休み前に把握しておくことが、成績アップの決め手 になります。
特に中学1・2年生は2学期内容のつまずきが、3学期の関数や英語の重要単元に大きく影響します。
中学3年生は入試目前。ここでの“穴”は合否に直結します。
STEP ONEでは“学力の穴”を正確に診断しています
STEP ONEでは、
- テスト分析
- つまずき単元の抽出
- 学力レベルに応じた学習計画の作成
など、お子さまの弱点を短期間で把握するためのサポートを行っています。
特に12月〜1月は、
「2学期の復習」+「弱点克服」+「3学期の先取り」
を一気に進められる最適なタイミングです。
「どこができていて、どこが弱いのかを知りたい」
「冬休みの勉強で、確実に結果を出したい」
という方は、どうぞお気軽にご相談ください。
まとめ:2学期の“穴”を埋めるのは、今がいちばん効果的
・2学期は学力差がつきやすい時期
・苦手は気づかないうちに積み重なる
・冬休み前に“穴”を見つけることが大事
・冬休みは「伸ばす」期間。対策は今からがベスト
お子さまの学習状況に不安があれば、早めに手を打つことで大きく変わります。
効果的な学習法や冬休みの弱点克服について詳しく知りたい方は、STEP ONEにお問い合わせください。