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前回は「2学期に学力の穴が生まれる理由」をお伝えしました。
今回は、保護者の皆さまが 「具体的にどこをチェックすればいいか」 をわかりやすくまとめた、教科別チェックリストをご紹介します。
冬休みは短いですが、どこを補強するかを把握していれば、短期間で学力を大きく伸ばすことができます。ぜひ、ご家庭でもお子さまと一緒にチェックしてみてください。

数学:2学期の“つまずき”は積み重なりやすい!
数学は、2学期に苦手が一気に増える教科です。
次の項目で当てはまるものが多いほど、要注意です。
数学チェックリスト
- 計算問題の正確さが落ちてきた
- 方程式の文章題が苦手
- 比例・反比例が理解しきれていない
- グラフの意味が曖昧
- ワークを1回しか解いていない
- 模擬テストで時間が足りない
数学は“理解しているつもり”になりやすい科目です。
特に文章題や関数は3学期につながる重要単元なので、ここで穴を放置すると、次学期に伸びません。
英語:文法の“連鎖つまずき”を見逃さない
英語は、基礎の理解不足がそのまま点数に直結します。
2学期は文法が難しくなるため、次のポイントをチェックしてみてください。
英語チェックリスト
- 単語テストの合格率が下がっている
- be動詞と一般動詞を間違える
- 三単現のsを忘れる
- 過去形が混乱している
- 英文の語順(並び方)が苦手
- 教科書本文をスラスラ読めない
- テストのやり直しをしていない
特に be動詞→一般動詞→三単現→過去形 の順に理解が積み重なるため、どこでつまずいたかを明確にすることが大切です。
国語:読解力の低下は“気づきにくい”穴
国語は、点数の差が特に大きく出やすい教科です。
保護者が見ても分かりづらいため、次のポイントで判断してみましょう。
国語チェックリスト
- 記述問題を空白にしている
- 説明文を読むのに時間がかかる
- 漢字テストの直前暗記に頼っている
- 言葉の意味を説明できない
- ワークのやり直しが不十分
読解力はすべての教科に影響します。
2学期の文章読解が苦手なまま3学期に入ると、他教科の点数まで落ちてしまう可能性があります。
理科・社会:暗記の“勉強法の違い”が点数に出る
暗記が中心でありながら、意外と点が取りづらいのが理科・社会です。
理科・社会チェックリスト
- 覚えるべき語句があいまい
- 説明問題に弱い
- 図表の読み取りが苦手
- 暗記が「読むだけ」になっている
- ワークを1周で終わらせている
冬休みは暗記を固める絶好のチャンス。
コツコツ覚えれば、2学期の穴を埋めやすい教科です。
家庭でできる“穴埋め”の基本ステップ
教科に関係なく、勉強には次の4ステップがあります。
- 理解する
- 練習する
- 反復する
- テストする
特に“テストする(アウトプット)”が抜けると、勉強していても点数に反映されません。
ワークのやり直し・小テスト・解き直しを習慣にするだけで、冬休みの成果が変わります。
STEP ONEでは教科別に弱点を徹底分析します
STEP ONEでは、
- テストの答案分析
- 教科別の弱点抽出
- 学力レベルに応じた学習プランの作成
を行い、短期間で学力の穴を正確に把握します。
「どこから手をつければいいかわからない…」
「教科ごとの弱点を明確にしたい」
という方は、ぜひご相談ください。
効果的な学習法や冬休みの弱点克服について詳しく知りたい方は、STEP ONEにお問い合わせください。