いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。 STEP ONEです。
前回の記事では「間違いこそが成長のサイン」というお話をしました。今回は、さらに一歩進んで、知識が完全に自分のものになり、成績が爆発的に伸びる「決定的な瞬間」についてお伝えします。
それは、「学んだことを、自分の言葉で誰かに説明できた時」です。
インプットより「アウトプット」が最強の学習法
「授業を聞いて分かったつもりなのに、テストでは解けない」。これは多くの生徒がぶつかる壁です。 例えば、歴史の「江戸時代の幕府の仕組み」について、先生の解説を聞いてノートを綺麗にまとめたとします。これだけでは、まだ知識は「借り物」の状態です。
本当の意味で成績が上がるのは、その知識を外に出した時。 STEP ONEでは、生徒にこんな風に問いかけることがあります。 「今解いたこの問題、どうしてその答えになったのか、先生に解説してみてくれる?」
すると、最初は「えーっと、なんとなく……」と言っていた子が、 「まず、ここがこうなるから、次にこの公式を使って……」 と、一生懸命に言葉を探して説明してくれます。この「説明する」という作業が、驚くほど記憶を定着させるのです。
具体例:英語の文法が苦手だったBさん
中学3年生のBさんは、関係代名詞がどうしても苦手でした。しかし、ある日、下の学年の生徒に「関係代名詞って何?」と聞かれた際、私がヒントを出しながらBさんに説明を促してみました。
Bさんは戸惑いながらも、「2つの文章を、接着剤みたいにつなげる言葉だよ」と自分の言葉で説明しました。その瞬間、Bさんの顔がパッと明るくなったんです。 自分の中でバラバラだった知識が、説明することで一つの線に繋がった。その後の彼女の英語の成績は、面白いように伸びていきました。
- 自分の言葉に置き換えることで、理解の穴が見つかる
- 「なぜそうなるか」の論理立てができるようになる
- 記憶が短期記憶から長期記憶へ移行する
もしご家庭で「今日、塾で何を習ったの?」と聞くときは、「すごいね、それってどういうことかお母さん(お父さん)にも教えてくれる?」と、ぜひ「先生役」をお願いしてみてください。
STEP ONEでは、一方的な講義ではなく、対話を通じて「自分の言葉で語れる力」を養います。お子さんが「わかった!」と目を輝かせる瞬間を、私たちと一緒に作っていきませんか?
【第2回のまとめ】
- 「わかったつもり」を「できる」に変えるのはアウトプットの力。
- 誰かに教える(説明する)ことで、知識の整理が劇的に進む。
- 家庭での「教えて?」という声かけが、最高の復習になる。