いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEです。
いよいよ修了式が近づいてきましたね。この時期、保護者の皆さまの最大の関心事といえば……そう、「通知表」です。お子さんが学校から通知表を持って帰ってくるあの瞬間、独特の緊張感が走りますよね。
「あー、また数学が下がってる……」 「英語、あんなに塾に行かせたのに『3』のまま?」
そんなため息が聞こえてきそうです。でも、ちょっと待ってください。通知表を「お説教の材料」にしてしまうのは、実は一番もったいないことなんです。今日は、通知表を受け取ったその日に、親御さんにぜひやっていただきたい「心の構え方」についてお話しします。
通知表を見る前に、まず一呼吸
通知表は、お子さんの「人格」を否定するものでも、親御さんの「子育ての結果」を判定するものでもありません。あくまで「今の学習状況を映す鏡」に過ぎません。
親が感情的に怒ってしまうと、子供は「どうせ自分はダメなんだ」と心を閉ざすか、「次はバレないように隠そう」という防衛本能を働かせてしまいます。これでは、成績を上げるための前向きな話し合いは不可能です。
「悪いところ」より先に「変わっていないところ」と「良いところ」を探す
人間はどうしても「下がった数字」に目が向きますが、まずは以下の順序で見てあげてください。
- ① 維持できている項目を褒める 「この科目は前と同じ『3』だね。難しくなった学年でキープできたのは、しっかり授業についていけてる証拠だよ」
- ② 「観点別評価」の〇に注目する 数字の横にある「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」を見てください。数字は同じでも、「主体的に~」に〇が増えていたら、それはお子さんの姿勢が確実に前向きになっている証拠です。
- ③ 具体的な努力の跡を見つける 「提出物は全部『A』だね。毎日コツコツ頑張ったのが形になってるよ」
「魔法の言葉」をかけてあげよう
通知表を広げた時、第一声で何を言うかが重要です。
- NGワード:「なんでこんなに悪いの?」「やる気あるの?」「〇〇ちゃんは良かったって言ってたよ」
- OKワード:「今学期もお疲れ様!」「一番頑張ったと思う科目はどれ?」「お父さん(お母さん)は、この『生活の記録』に書いてある〇〇というコメントがすごく嬉しいな」
具体的なエピソード:A君の場合
以前、STEP ONEに通っていた中2のA君の話です。彼は英語が「2」で、お母さんはカンカンでした。でも詳しく見ると、「関心・意欲」だけが最高評価だったんです。 私はお母さんに「彼は授業を一番前の席で、必死に聞いている証拠ですよ」と伝えました。お母さんがその点だけを褒めたところ、A君は「次は綴りミスさえなくせば『3』になれるかも!」と自分から言い出しました。
まとめ:今日のチェックリスト
- 感情を横に置いてから通知表を開く
- まずは「お疲れ様」と労う
- 数字だけでなく、文章のコメントや観点別評価を3分間じっくり読む
- 1つでもいいから「前より良くなった点」を見つけて伝える
通知表は、親子で「次の作戦」を立てるための地図です。まずはその地図を笑顔で広げるところから始めてみませんか?