新学年スタート!成績が伸びる子の3つの共通点②

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「毎日2時間勉強してるのに、なぜ成績が上がらないの?」

 

こんなお悩みを持つ保護者の方、とても多いです。お子さんは確かに机に向かっている。ノートもきれいにまとめている。でも、テストの点数はなかなか上がらない。

 

もしかしたら、問題は「勉強時間の長さ」ではなく「中身」かもしれません。

 

前回は、成績が伸びる子の共通点①として「目標の立て方」をお伝えしました。今回は共通点②、「時間の使い方」です。

 

「勉強している子」と「成績が伸びる子」は別物

 

少し耳の痛い話をします。

 

机に向かって2時間過ごしても、その中身が「ノートをきれいにまとめる」「教科書を読んでいるだけ」「問題を解いてマルつけして終わり」では、残念ながら成績にはつながりにくいのです。

成績が伸びる子の勉強時間には、ある共通のリズムがあります。それが——

「インプット2:アウトプット8」の法則です。

 

インプットとは、知識を頭に入れること(教科書を読む・授業を聞く・解説を見る)。アウトプットとは、覚えたことを使うこと(問題を解く・声に出す・人に説明する)です。

 

多くの子がやりがちなのが、インプットに時間をかけすぎること。ノートまとめに1時間かけて「今日はよく勉強した」と満足してしまうパターンです。でも、記憶は「思い出そうとする瞬間」に定着することが、脳科学の研究で明らかになっています。

 

問題を解く、白紙に書き出す、家族に説明する——こういった「思い出す練習」こそが、成績を上げる最短ルートなのです。

 

ノートまとめが「無駄」な理由

 

「でも、ノートをきれいにまとめることで理解が深まるんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれません。

もちろん、まとめること自体が悪いわけではありません。ただ、問題は「まとめることが目的になってしまっている」ケースです。

 

きれいにまとめたノートを見ながら問題を解くのと、何も見ずに思い出しながら解くのでは、脳への負荷がまったく違います。脳は「負荷がかかった記憶」ほど強く定着させようとします。少し苦しい「思い出す練習」こそが、記憶を本物にするのです。

 

「ついスマホを見てしまう」問題の解決法

 

もうひとつ、時間の使い方でよく聞くお悩みが「集中力が続かない」こと。

 

人間の集中力は、長くても25〜30分が限界と言われています。それ以上続けようとすると、かえって非効率です。おすすめは「25分勉強→5分休憩」のサイクル。タイマーをセットして、その25分はスマホを別の部屋に置く。たったこれだけで、集中の質がグッと上がります。

 

また、勉強を始める前に「今日やること」を3つだけ紙に書き出す習慣も効果的です。「何をやろうか」と迷う時間がなくなり、すぐに集中モードに入れます。

 

今日からできること

 

お子さんの勉強を「時間」ではなく「何をやったか」で評価してみてください。

 

「今日、問題集は何ページ解いた?」 「わからなかった問題はどれ?」 「今日学んだことを一言で説明してみて」

 

こういった声かけが、お子さんの「アウトプット習慣」を自然と育てていきます。最初はうまく説明できなくてもOKです。説明しようとすること自体が、最高のアウトプット練習になっています。

 

次回(4月4日)は最終回。共通点③は「間違いへの向き合い方」です。成績が伸びる子ほど間違いを大切にする——その意外な理由をお伝えします。お楽しみに!

 

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