小学生・中学生で増える「わからないまま進んでしまう」問題

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いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。京都市伏見区醍醐のSTEP ONEです。

 

前回は、新学年が始まって1か月ほど経つ5月は、子どもの学習のつまずきが見え始める時期であることをお伝えしました。

 

今回は、そのつまずきを大きくしてしまう原因のひとつ、
「わからないまま進んでしまうこと」
についてお話しします。

 

これが実は、成績が下がる子にとても多いパターンです。

 

保護者の方の中には、
「学校には毎日行っているし、宿題も一応やっているから、大丈夫だと思っていました」
という方も少なくありません。

 

ですが、学校の授業が進んでいることと、内容がしっかり理解できていることは別です。
ここを見落としてしまうと、気づいたときには苦手が大きくなっていることがあります。

 

なぜ「わからないまま」が起こるのでしょうか

 

子どもたちが、わからないまま進んでしまう理由はいくつかあります。

 

  1. 授業のスピードが早い

学校の授業は、クラス全体で決められたペースで進みます。
一度つまずいても、その子だけのために立ち止まることはなかなかできません。

 

  1. わからないと言い出しにくい

「こんなことを聞いたら恥ずかしい」
「みんなはわかっているのに、自分だけかもしれない」
そんな気持ちから、質問できない子も多いです。

 

  1. 宿題は答えを写せてしまうこともある

本当は理解していなくても、なんとか形だけは終わらせることができます。
そのため、大人から見ると「できているように見える」ことがあります。

 

  1. 子ども自身が、どこからわからないのかわからない

これは本当によくあります。
特に苦手が積み重なってくると、「何がわからないの?」と聞かれても答えられません。
本人も混乱しているのです。

 

小学生でも中学生でも起こります

 

この「わからないまま進む問題」は、中学生だけの話ではありません。
小学生でも、かなり多く見られます。

 

小学生によくある例

 

算数

  • くり上がり、くり下がりがあやふや
  • 割り算の意味が理解できていない
  • 分数や小数の大小関係が曖昧
  • 文章題になると式が立てられない

 

国語

  • 問題文を最後まで丁寧に読まない
  • 登場人物の気持ちを読み取れない
  • 指示語が何を指しているのかわからない
  • 漢字は覚えても、文の意味が理解できていない

 

小学生のうちは、まだ点数に大きく表れないこともあります。
しかし、ここをそのままにして中学生になると、一気に苦手が表面化します。

 

中学生によくある例

 

英語

  • 単語が定着していない
  • be動詞と一般動詞の違いが曖昧
  • 文の語順がわからない
  • 教科書本文の意味が取れない

 

数学

  • 正負の数のルールがあやふや
  • 文字式の意味がわからない
  • 方程式の途中式が書けない
  • 図形になると急に止まる

 

中学生になると、学習内容の抽象度が一気に上がります。
そのため、小さな理解不足でも、その後に大きく響きやすくなります。

 

具体例:見えにくい「わかったつもり」

 

たとえば英語で、
“I play tennis.”
という文は読めても、
“Does he play tennis?”
になるとわからなくなる子がいます。

 

これは単語がわからないのではなく、文のしくみが理解できていない状態です。

 

また数学でも、
簡単な計算はできるのに、文章題や少しひねった問題になると急に解けなくなる子がいます。
これは、計算だけを覚えていて、意味や考え方が身についていない可能性があります。

 

このように、表面的には「できている」ように見えても、実は深い理解につながっていないことがあるのです。

 

保護者が見ておきたいポイント

 

ご家庭では、次のようなところを見ていただくと、理解の浅さに気づきやすくなります。

 

  • 答えは合っていても、説明できるか
  • 宿題をするときに、すぐ始められるか
  • 間違えた問題を直そうとしているか
  • 苦手な教科を避けていないか
  • テスト直しをきちんとしているか

 

特に大事なのは、
「できたかどうか」だけでなく、「どう考えたか」
を見ることです。

 

STEP ONEでは、「わかったつもり」を見逃さない指導を大切にしています

 

 

STEP ONEでは、ただ正解したかどうかだけではなく、

 

  • 本当に理解しているか
  • どこで迷っているか
  • 一人で解ける状態になっているか

 

を見ながら指導しています。

 

たとえば、同じ「数学が苦手」でも、

  • 計算のルールが曖昧なのか
  • 文章題の読み取りが苦手なのか
  • 途中式の書き方がわからないのか

 

で、必要な指導はまったく変わります。

 

だからこそ、一人ひとりに合わせて戻る場所や練習量を調整することが大切なのです。

 

「今のうちに見直す」が、あとで大きな差になります

 

学習は積み重ねです。
わからないまま進めば進むほど、あとから戻るのが大変になります。
逆に言えば、今のうちに見直せば、まだ十分に立て直せます。

 

  • 最近、勉強の手が止まることが増えた
  • テストの点よりも、理解の浅さが気になる
  • 新学年の内容についていけているか不安

 

そんなときは、早めに学習の状態を確認してあげることが大切です。

 

STEP ONEでは、お子さん一人ひとりの今の理解度を見ながら、必要なところまで戻って学習を進めることができます。
「どこからわかっていないのか」を整理しながら進めることで、苦手をそのままにしません。

 

詳しい指導の考え方については、ぜひホームページをご覧ください。
次回は、このシリーズの最後として、
「つまずきは早い対応がカギ!今のうちに弱点を見つける大切さ」
についてお話しします。

座席に限りがあるため、定員になり次第、募集を締め切ります。
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