7月に入ると、多くの小学校・中学校で三者面談、または個別懇談が行われます。
保護者の方にとっては、
「通知表のことを言われるのかな」
「学校での様子を聞く場かな」
「進路の話をされるのかな」
と、少し緊張する時期かもしれません。
特に中学生の保護者の方にとって、三者面談は成績や進路に関わる大切な機会です。
しかし、元中学校教員としてお伝えしたいのは、
三者面談は“成績を聞いて終わり”の場ではない
ということです。
三者面談を有意義なものにできるかどうかで、その後の家庭学習や塾での学習の方向性も大きく変わります。
三者面談で大切なのは「結果」よりも「原因」を見ること
三者面談では、テストの点数や通知表の評価について話が出ることがあります。
もちろん、点数や評定は大切です。
しかし、本当に大切なのは、
「なぜその結果になったのか」
を考えることです。
たとえば、数学の点数が思うように取れなかった場合でも、原因はいろいろあります。
- 計算ミスが多かった
- 文章題の意味が読み取れなかった
- 学校のワークを仕上げるのが遅かった
- テスト前の勉強時間が足りなかった
- 授業中の理解が不十分だった
- 提出物で評価を落としていた
同じ「点数が低い」でも、原因が違えば、対策も変わります。
計算ミスが多い子には、途中式を書く練習が必要です。
文章題が苦手な子には、問題文を整理する練習が必要です。
提出物で評価を落としている子には、テスト前だけでなく普段の学習管理が必要です。
つまり、三者面談では、
点数そのものよりも、点数の背景にある原因を聞くこと
が大切なのです。
先生の言葉は「その子の学校での姿」を知るヒントです
保護者の方が家で見ているお子さんの姿と、学校での姿は違うことがあります。
家ではよく話す子が、学校ではおとなしい。
家では反抗的でも、学校では真面目に取り組んでいる。
家では勉強していないように見えるけれど、授業中はよく頑張っている。
こうしたことは、三者面談で先生の話を聞いて初めてわかる場合があります。
元中学校教員としての経験から言うと、担任の先生は、成績だけでなく、
- 授業中の様子
- 提出物の状況
- 友人関係
- 生活面
- 部活動での様子
- 集団の中での立ち位置
などを見ています。
もちろん、短い面談時間ですべてを詳しく聞くことは難しいかもしれません。
それでも、先生の言葉の中には、お子さんを理解するヒントがたくさんあります。
「何を注意されたか」だけでなく「何を評価されたか」も大切です
三者面談というと、どうしても悪いところを指摘される場だと思いがちです。
しかし、面談ではぜひ、
「うちの子の良いところはどこですか」
という視点も持ってほしいと思います。
たとえば、
- 授業中はよく話を聞いている
- 提出物は丁寧に出している
- 友達に優しく接している
- 部活動をよく頑張っている
- 係や委員会の仕事に責任を持っている
こうした良い面は、家庭ではなかなか見えにくいものです。
保護者の方が面談後に、
「先生、ここを褒めてくれていたよ」
とお子さんに伝えるだけでも、子どもの表情が変わることがあります。
三者面談は、課題を見つける場であると同時に、
子どもの良さを再確認する場
でもあります。
面談で大切なのは、親が一方的に話しすぎないこと
三者面談では、保護者の方が不安を抱えていることも多く、つい先生にたくさん質問したくなるかもしれません。
もちろん、気になることを聞くのは大切です。
ただし、三者面談にはお子さん本人も同席しています。
本人の前で、
「家では全然勉強しません」
「スマホばかり見ています」
「何度言っても聞きません」
と、悪いところばかり話してしまうと、子どもは面談中に心を閉ざしてしまうことがあります。
大切なのは、責めるための面談にしないことです。
「今後どうしていけばよいか」
「本人が何から始めればよいか」
を考える場にすることが大切です。
三者面談を学習改善のスタートにする
面談で先生から聞いた内容は、その場で終わらせてはいけません。
たとえば、
- 英語の単語練習が足りない
- 数学の基本問題でミスが多い
- 提出物の取り組みが遅い
- 授業中の集中力に課題がある
- 家庭学習の習慣ができていない
こうした話が出た場合は、夏休みの学習に必ずつなげる必要があります。
7月の三者面談は、ちょうど夏休み前に行われます。
つまり、三者面談は、
夏休みの学習計画を立てるための大切な材料
になるのです。
STEP ONEでは、三者面談後の学習相談も大切にしています
京都市伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEでは、三者面談で学校から言われた内容をもとに、学習相談を行うこともできます。
たとえば、
- 英語の文法が不安と言われた
- 数学の基礎が弱いと言われた
- 提出物の取り組みを改善したい
- 2学期に向けて復習したい
- 受験に向けて何をすべきか相談したい
このような場合、一人ひとりの状況に合わせて、必要な学習内容を一緒に考えます。
元中学校教員として、学校の先生が面談でどのような意図で話されているのかも、ある程度くみ取りながらアドバイスできます。
伏見区醍醐・小栗栖・石田・六地蔵周辺で、三者面談後の学習に不安を感じている保護者の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
三者面談は、成績を聞いて落ち込むための場ではありません。
お子さんの今を知り、これからの成長につなげるための大切な機会です。
この夏、面談をきっかけに、学習の立て直しを始めていきましょう。