いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEです。
夏休みも、いよいよ終わりを迎えます。
中学3年生にとって、この夏休みは、
- 中学1・2年生の復習
- 苦手教科の克服
- 英単語や基本事項の暗記
- 模擬試験に向けた学習
- 志望校について考える
など、高校受験へ向けて本格的に勉強を始める大切な期間でした。
しかし、受験勉強は夏休みで終わるわけではありません。
むしろ、夏休みで作った基礎を、得点力や合格力へ変えていくのが2学期です。
受験生にとって2学期は、
高校入試へ向けて、学力・内申点・志望校を具体的に固めていく重要な期間
です。
今回は、中学3年生の保護者の方に、受験生の2学期について知っておいていただきたいことをお伝えします。
2学期は「やることが多い」時期です
中学3年生の2学期には、さまざまな予定が重なります。
- 学校の定期テスト
- 実力テスト
- 模擬試験
- 学校行事
- 志望校の説明会
- 三者面談
- 入試問題への取り組み
- 提出物や日常の授業
受験勉強だけに集中できるわけではありません。
学校の授業や宿題、定期テスト対策をしながら、中学1・2年生の復習や入試問題にも取り組む必要があります。
そのため、2学期は、
「時間があるときに勉強する」
という考えでは、学習時間を確保できません。
何を、いつ、どのくらい学習するかを考えて進める必要があります。
夏休みの基礎を「使える力」に変える
夏休みに中学1・2年生の内容を復習した受験生も多いと思います。
しかし、復習した内容を一度理解しただけでは、入試問題で得点できるとは限りません。
たとえば、数学で方程式の解き方を復習しても、入試では文章題の中で使わなければならないことがあります。
英語で文法を覚えても、長文の中で意味を読み取ったり、英作文を書いたりする力が必要です。
理科や社会でも、用語を覚えるだけでなく、資料やグラフを読み取る問題が出ます。
2学期は、
知っている・分かる状態から、自分で使える状態へ進む期間
です。
基礎問題だけでなく、少しずつ実戦的な問題へ取り組みましょう。
模擬試験は点数だけで一喜一憂しない
2学期になると、模擬試験を受ける機会が増えます。
模試の結果を見て、
「判定が悪かった」
「思ったより点数が取れなかった」
「志望校を変えた方がよいのではないか」
と不安になる保護者の方もおられます。
もちろん、模擬試験の点数や判定は、志望校を考えるうえで大切な資料です。
しかし、1回の結果だけで志望校を決める必要はありません。
さらに大切なのは、
- どの教科で点が取れていないのか
- どの単元で間違えたのか
- 時間が足りなかったのか
- 問題文を読み違えたのか
- 覚えていなかったのか
- 解き方は分かっていたのにミスをしたのか
を分析することです。
たとえば、数学が60点だったとしても、計算問題を落としたのか、関数や図形が分からなかったのかによって、今後の学習は異なります。
点数だけを見るのではなく、
次に何を学習するかを決めるために模試を使う
ことが大切です。
定期テストと受験勉強を両立する
中学3年生の2学期は、定期テストも重要です。
高校入試では、入試当日の学力検査だけでなく、中学校での成績も大切になります。
そのため、
「受験勉強があるから、学校の定期テストは後回し」
というわけにはいきません。
一方で、定期テスト前だけ学校の範囲を勉強し、それ以外の受験勉強を止めてしまうと、入試対策が進みません。
おすすめは、学習時間を二つに分けることです。
たとえば、
- 平日は、学校の授業の復習と宿題
- 休日は、中学1・2年生の総復習や入試問題
- 定期テスト2週間前からは、テスト範囲の学習を増やす
- 英単語や漢字は、毎日少しずつ続ける
という形です。
定期テストと受験勉強を別々に考えるのではなく、学校の学習も入試の基礎と考えて取り組みましょう。
苦手教科を放置しない
2学期になると、得意教科を伸ばすだけでなく、苦手教科をどこまで引き上げるかが重要になります。
たとえば、英語が苦手な生徒が、
「英語はもう無理だから、得意な社会で点を取る」
と考えることがあります。
得意教科を伸ばすことは大切です。
しかし、苦手教科をほとんど勉強しないと、入試全体の得点が安定しません。
すべての教科で高得点を取る必要はありませんが、
- 基本問題は正解する
- 覚えれば取れる問題を落とさない
- 空欄を減らす
- 頻出単元を優先して復習する
という学習が必要です。
苦手教科では、難しい問題ばかりに挑戦するより、まず基礎問題を確実に取れるようにしましょう。
志望校を具体的な目標に変える
夏休みまでは、
「この高校へ行けたらいいな」
「友達が受けるから、自分も受けたい」
という気持ちだった生徒も、2学期には志望校をより具体的に考える必要があります。
志望校を考えるときは、
- 学びたい内容
- 学校の雰囲気
- 通学時間
- 部活動
- 卒業後の進路
- 現在の学力や成績
- 入試科目や選抜方法
などを確認します。
学校説明会やオープンスクールへ参加した後は、
「どこが良かった?」
「どんな学校生活を送りたい?」
「その学校へ行くために、今何が必要?」
と親子で話してみてください。
志望校が具体的になると、勉強する理由も見えやすくなります。
保護者は焦らせるより、学習環境を整える
受験が近づくにつれて、保護者の方も不安になります。
その不安から、
「このままで合格できるの?」
「もっと勉強しないと間に合わないよ」
「友達はもっと勉強しているよ」
と言ってしまうことがあります。
しかし、焦らせる言葉が、必ずしも学習につながるとは限りません。
不安が強くなりすぎると、勉強に手がつかなくなる生徒もいます。
保護者の方には、
- 勉強できる場所を整える
- 生活リズムを支える
- 模試の結果を一緒に確認する
- 必要な情報を集める
- 話を聞く
- 頑張っていることを認める
という役割をお願いしたいと思います。
そして、
「今週は何を頑張る?」
「困っている教科はある?」
「塾の先生に相談してみようか」
と、次の行動につながる声をかけてください。
2学期は「焦る時期」ではなく「積み上げる時期」
受験生にとって2学期は、やることが多く、不安も強くなる時期です。
しかし、まだ本番まで時間があります。
この時期に大切なのは、
- 毎日の学習を続ける
- 模試やテストの間違いを直す
- 苦手を一つずつ減らす
- 学校の成績を大切にする
- 志望校を具体的に考える
- 睡眠や生活リズムを崩さない
という基本を積み重ねることです。
伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEでは、中学3年生一人ひとりについて、
- 現在の学力
- 苦手教科や単元
- 学校の成績
- 模擬試験の結果
- 志望校
- 家庭学習の状況
を確認しながら、学習内容を調整します。
夏休みに身につけた基礎を、2学期の実戦学習へつなげ、入試本番で使える力を育てていきます。
受験生にとって2学期は、決して楽な時期ではありません。
しかし、毎日の学習を積み重ねることで、学力も自信も変わっていきます。
受験生の2学期は、夏に作った土台を「合格できる力」へ変えていく期間です。