「特に問題なさそうだけど…」「塾の宿題はやってるみたい」
そんな風に思っていたのに、2学期になったら授業についていけていない。
実は、夏の過ごし方の中に“学力低下の危険サイン”が潜んでいるのをご存じですか?
今回は、保護者が気づきにくい「見た目ではわからない学力低下のサイン」を紹介します。
「うちの子、ちゃんと勉強してますよ」
…そうおっしゃるご家庭でも、実はこんな状態が隠れていることがあります。
危険サイン① やってる“つもり”の勉強
- ノートやプリントに「書いてある」けれど、理解していない・解けない
- スマホ片手に机に向かっているだけで、集中していない
- わからない問題はスルーして進めている
危険サイン② 学習リズムの崩れ
- 寝るのが遅く、朝起きるのが10時以降
- 週末と平日の区別がなく、生活にハリがない
- 「後でやる」が口ぐせになっている
危険サイン③ テキストが“進んでいる”のに“身についていない”
- 宿題やワークは終わっているけれど、類題を出すとまったく解けない
- 同じようなミスを繰り返す
- 単元の基礎を理解していないのに、応用に進んでいる
これらのサインがある子どもは、2学期に入ってから急に成績が下がるケースが多いです。
次回は、家庭でできるチェック方法と声かけのコツをご紹介します。