令和9年度から変わる!京都府立高校入試――新制度の全体像をわかりやすく解説

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いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、令和9年度(2027年度)から変更される京都府立高校入試制度についてお伝えします。現中学3年生には関係ありませんが、現・中学2年生から新しい制度での入試が実施されます。つまり、来年度にはすでに「新制度世代」となるのです。今から知っておくことが大切です。

 

 

なぜ入試制度が変わるのか?

 

今回の制度変更の背景には、社会や教育の大きな変化があります。
学力だけでなく、子どもの主体性や思考力、表現力、協働性などが求められる時代になりました。高校入試も「点数で測るだけの選抜」から、「多面的に評価する選抜」へと進化していきます。

 

京都府ではこれまで、特色選抜と一般選抜の二本立てで行われてきましたが、今後はその枠組みが見直され、より多様な力を評価できる仕組みになる予定です。

 

どこが変わる?3つの大きなポイント

 

現時点で公表されている内容を中心に、変更の方向性をわかりやすくまとめると、主に次の3点が挙げられます。

 

① 選抜方法の見直し

 

これまで「特色選抜」「前期・中期・後期選抜」といった複雑な仕組みでしたが、よりシンプルで一貫した選抜制度へ移行します。推薦や特色のように「学校ごとの独自性」を活かしつつも、公平でわかりやすい方式が検討されています。

 

② 調査書(内申点)の評価方法

 

通知表の評定だけでなく、日常の取り組み・活動実績・意欲などを含めた「多面的評価」へ。日頃の提出物、授業態度、活動の記録もより重視される方向です。

 

③ 面接・記述・プレゼンの重視

 

学力検査の中で「考えを表現する力」や「自分の意見を言語化する力」を評価する学校が増える見込みです。いわゆる「答えのある問題」だけでなく、自分の考えをどう伝えるかが試されます。

 

今の中2・中1が知っておくべきこと

 

現中学2年生は、まさに新制度の“第一世代”になります。
中学生活の中での取組みや記録が、将来の入試に反映される可能性があります。つまり、「今の行動」が2年後の評価につながるということです。

 

また、学力面では基礎の定着がますます重要になります。定期テストでの積み重ねが、調査書の評価に直結するため、日常学習をおろそかにできません。
STEP ONEでは、定期テスト対策だけでなく、「考える力」「自分の意見をまとめる力」も鍛える授業を行っています。

 

保護者が今できる3つのこと

 

  1. 制度の概要を理解すること
    まず「変わる」という事実を正確に知ることが第一歩です。
  2. 子どもの日常を見守ること
    勉強だけでなく、学校生活での努力や頑張りを認めてあげることで、意欲や自信が育ちます。
  3. 早めの準備を始めること
    制度変更の年は受験情報も流動的です。早めに学校や塾と連携しておくことで、慌てずに対応できます。

 

まとめ

 

入試制度の変更は不安もありますが、見方を変えれば「子どもの力をより幅広く評価してもらえるチャンス」でもあります。
STEP ONEでは、新制度に向けて「学力面の強化」と「主体的に学ぶ力」の両方をサポートしていきます。

効果的な学習法や新制度への対応について詳しく知りたい方は、
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座席に限りがあるため、定員になり次第、募集を締め切ります。
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