いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
教育面談では、多くの保護者が「スマホとの付き合い方」に不安を抱えていることを改めて感じました。
特に最近は、
「スマホばかり触っていて、勉強に身が入らない」
「注意しても反発されるので、どうしていいかわからない」
という声も増えています。
そこで最終回の第3回では、家庭でできるスマホ依存の予防策を、今日から取り入れられる形でご紹介します。

① スマホを“見えない場所に置く”だけで集中力は上がる
行動心理学の研究では、
スマホは視界に入るだけで集中力を奪う
ことが分かっています。
ですので、勉強するときは
- 別の部屋に置く
- 家族が預かる
など、“物理的に離す”ことが効果的です。
机の上に裏返して置くだけでは不十分で、
脳は常に“スマホがそこにある”と意識してしまいます。
「見えない場所に置く」だけで、
驚くほど学習の質が上がるお子さんは多いです。
② スマホ時間に“上限”をつくる(家族で共有ルール)
禁止よりも効果があるのは、
使う時間に“上限”を決めること。
おすすめは、
- 平日○分まで
- 夜8時以降は使わない
- 寝室にスマホを持ち込まない
など、家族全員で守るルールにすることです。
大切なのは、
子どもだけに負担を押しつけないこと。
保護者も一緒に取り組むことで、子どもが素直に受け入れやすくなります。
③ スマホ以外の“楽しさ・達成感”を用意する
スマホ依存は、
スマホ以外に楽しいことがない
という状況で強くなります。
そのため、
- 読書
- 運動
- パズル
- 趣味の時間
- 家族の会話
など、スマホ以外の満足感を増やすことが大切です。
特に中学生は、
「できた!」という達成感が得られた瞬間、
脳のモードが学習に向きやすくなります。
この“成功体験の積み重ね”が、
スマホへの過剰な依存を防ぐ最大のポイントです。
家庭だけで難しい場合は、“環境の力”を使う
「家ではどうしてもスマホを手放せない…」
「集中しようとしても、つい触ってしまう…」
これは決して珍しいことではなく、
むしろ多くの生徒が同じ悩みを抱えています。
そういう場合は、
環境を変えることが最も効果的です。
STEP ONEでは、
- 学習中はスマホを完全に手放す
- 集中する空間を整えている
- じっくり学ぶ姿勢が自然に身につく
といった環境づくりを大切にしています。
「家では全く進まなかった子が、塾では驚くほど集中できる」
というケースが本当に多くあります。
まとめ:家庭×塾で“スマホとうまく付き合う力”を育てよう
スマホは便利な一方で、
使い方を誤ると、
- 学力
- 集中力
- 睡眠
- 感情の安定
に大きな悪影響を与えます。
しかし、
正しい距離を保つ習慣さえ身につけば、スマホと上手に共存することは十分可能です。
- 見えない場所に置く
- 使用時間の上限を決める
- スマホ以外の満足感を増やす
これらの習慣が、子どもの未来を守る第一歩になります。
▼「スマホと学習の両立が心配…」という方へ
STEP ONE のホームページをご覧ください。
お子さまの状況に合わせて、最適な学習環境をご提案しています。