いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
京都の私立高校入試まで残り一週間を切りました。STEP ONEの教室でも、受験生たちの追い込みが佳境に入っています。まずは、直前に控えた受験生とその保護者様へ、私から少しだけアドバイスを。
この時期、一番大切なのは「新しいことに手を出さないこと」です。不安になると難しい問題集を解きたくなりますが、今は「これまで解けた問題」を絶対に落とさないための総点検に充ててください。そして、何より体調管理。試験当日の朝と同じ時間に起き、脳を動かす習慣を整えましょう。「あなたはこれだけ頑張ってきたんだから大丈夫」と、どっしり構えて送り出してあげてくださいね。
さて、ここからは中1・中2生の保護者様へ向けたお話です。 「新学期になってから頑張ればいい」……もしお子様がそう思っているなら、それは非常に危険なサインかもしれません。
「2月の壁」を知っていますか?
実は、学習塾の世界では、2月から3月にかけての過ごし方が、次年度の成績の「8割」を決めると言われています。
なぜでしょうか。それは、2月は学年末テストがあり、その直後に春休みが来るため、学習の緊張感が最も途切れやすい時期だからです。特に中2生にとっては、あと数ヶ月で「受験生」という肩書きが付く前の、いわば「嵐の前の静けさ」のような時期。ここで学習習慣をゼロにしてしまうと、4月に一気に難易度が上がる教科の内容についていけず、最初の定期テストで大きく躓いてしまうのです。
「逆算思考」で新学年を捉える
新学年の準備を「4月」から始めるのは、実は「順算」の考え方です。 一方、私たちが提唱するのは「逆算思考」です。
例えば、今のJ2生(中学2年生)が来年の今頃、志望校の合格圏内にいたいなら、夏休みまでにはこれくらいの偏差値が必要。そのためには、1学期の中間テストでこれくらいの点数を取らなければならない。そう考えると、「今、この2月にやるべきこと」が明確に見えてきます。
中2の数学で習う「証明」や「一次関数」は、中3の入試問題の核になります。中1の「方程式」がガタガタのまま中2になると、連立方程式で必ず苦労します。 「今、目の前のテストのために勉強する」のではなく、「1年後の理想の状態から逆算して、今の穴を埋める」。この意識の差が、春以降の爆発力に繋がります。
醍醐エリアの保護者様へ
伏見区醍醐周辺の中学校でも、学年末テストが終わると一気に解放感に包まれます。しかし、塾で見ていると、上位校を狙う生徒ほど、この時期に「既習範囲の徹底復習」を終わらせています。
まずは、今日から「学校のワークの解き直し」だけでも構いません。新学年の教科書が配られる前に、今の学年の「苦手」を一つでも消しておくこと。これが、最高の新学年スタートを切るための唯一の秘訣です。