「今年こそ成績を上げたい」——そう思っているお子さんや保護者の方へ。
春ですね。新しい教科書、新しいクラス、新しい先生。新学年のスタートは、誰にとっても「やり直しのチャンス」です。
でも、毎年こう感じませんか?
「4月は頑張るんだけど、気づいたら夏休み前に元通りになってる…」
実は、成績が伸びる子と伸び悩む子には、明確な違いがあります。それは「頭のよさ」でも「才能」でもありません。私はSTEP ONE塾長として、また元中学校教員として34年間、数えきれないほどの生徒たちを見てきました。その経験からはっきり言えます。成績が伸びる子には、3つの共通点があるのです。
今回から3回にわたって、その共通点をひとつずつお伝えしていきます。
共通点①「目標の立て方」が違う
いきなりですが、お子さんに聞いてみてください。「今学期の目標は何?」
多くの子はこう答えます。「成績を上げる」「もっと勉強する」「テストで80点取る」——。
これ、じつは「なんとなく目標」です。気持ちはすばらしい。でも、この目標では行動がなかなか変わらないのです。
では、成績が伸びる子はどう答えるか。
「数学の計算ミスをなくすために、毎日10分計算練習する」 「英単語を週20個ずつ覚えて、1学期末までに200個にする」
気づきましたか?伸びる子の目標には「何を・どれだけ・いつまでに」が入っています。これを教育の世界では「具体的で測定可能な目標」と呼びます。
なぜ「なんとなく目標」では動けないのか?
人間の脳は、ぼんやりした指示には反応しにくいという性質があります。「部屋を片付けなさい」より「机の上の本を本棚に戻しなさい」の方が動きやすいですよね。勉強も全く同じです。
「勉強する」ではなく「今日の21時から理科のワークを3ページやる」という具体性が、行動のスイッチを入れます。
また、目標は「少し頑張れば届きそうなレベル」に設定することも大切です。最初から「毎日3時間勉強する」と高い目標を立てても、続かなければ意味がありません。それどころか「やっぱり自分にはムリだ」という自己否定につながってしまいます。
最初は「毎日15分だけ」でいい。続けられた達成感が、次の意欲を生むのです。
目標は「見える場所」に貼る
もうひとつ、成績が伸びる子がよくやっている習慣があります。それは、目標を紙に書いて、机の前に貼ること。
頭の中にあるだけの目標は、忙しい日常の中でどんどん薄れていきます。でも、毎日目に入る場所に書いておくだけで、「あ、今日もやらなきゃ」という意識が自然と生まれます。
スマホのロック画面に設定するのもおすすめです。一日に何十回も目にするので、目標が習慣に変わっていきます。
今日からできること
お子さんと一緒に、こんな会話をしてみてください。
「今学期、どの教科を頑張りたい?」 「じゃあ、そのために毎日何をする?」 「いつ、どこでやる?」
これだけでOKです。答えを押し付けるのではなく、お子さん自身が言葉にすることが大切です。自分で決めた目標は、親に決められた目標より何倍も続きます。
新学年のスタートというこのタイミングに、ぜひ親子で「具体的な目標」を話し合ってみてください。その5分間が、1学期の成績を大きく左右するかもしれません。
次回(4月2日)は、共通点②「時間の使い方」についてお伝えします。「勉強時間が長いのに成績が上がらない子」と「短時間でぐんぐん伸びる子」の決定的な差とは?お楽しみに!
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