いよいよ新学期が始まりましたね。真新しい制服、新しい教室、新しいクラスメイト——。中学1年生にとって、この春は人生の大きな転換点です。
「小学校とは違う」と頭ではわかっていても、実際に何がどう変わるのか、何をすればいいのか、戸惑っているお子さんも多いのではないでしょうか。
保護者の方も「中学になったら勉強が難しくなるって聞くけど、何から準備すればいいの?」と不安に思っていらっしゃるかもしれません。
実は、中学1年生の最初の1週間は、その後の3年間を左右すると言っても過言ではありません。元中学校教師として34年間教壇に立ってきた私が、この大切な1週間にやるべきことをお伝えします。
中学校と小学校、勉強面での3つの大きな違い
まず、中学校に入って戸惑いやすいポイントを整理しておきましょう。
違い①:教科担任制になる
小学校では基本的に1人の先生がすべての教科を教えてくれました。でも中学校では、教科ごとに先生が変わります。先生によって授業スタイルも、ノートの取り方へのこだわりも、定期テストの出題傾向もまったく違います。最初の1週間は、各教科の先生がどんな授業をするのかをしっかり観察することが大切です。
違い②:定期テストがある
小学校にはなかった「定期テスト」が中学校では年5回(学校によって異なります)あります。しかも、その点数が「内申点」に直結します。内申点は高校受験の合否に大きく影響するため、1年生の1学期から気を抜けません。最初の1週間のうちに、いつテストがあるのかを確認しておくことが重要です。
違い③:部活動が始まる
多くの中学校では4〜5月に部活動が本格スタートします。勉強と部活の両立は、中学生活最大の課題のひとつ。最初の1週間で「帰宅後の勉強時間をいつ確保するか」をあらかじめ決めておくことが、後々の差につながります。
最初の1週間でやるべき3つのこと
やるべきこと①:授業の復習をその日のうちにやる
中学校の授業は小学校に比べてスピードが速く、内容も一気に難しくなります。特に最初の1週間は「基礎の基礎」を扱うことが多いため、ここで理解を固めておくことが非常に重要です。
おすすめは「当日の夜10〜15分の復習」。その日の授業で習ったことをノートを見ながら思い出し、教科書の練習問題を1〜2問解くだけでOKです。たったこれだけで、記憶の定着がまったく変わります。
やるべきこと②:提出物・宿題のルールを把握する
中学校では、宿題や提出物の管理は基本的に「自分でやる」ことが求められます。提出期限を守ることは内申点に直結するため、最初の1週間で各教科の提出ルールをしっかり把握しておきましょう。
手帳や連絡帳に「何を・いつまでに提出するか」を書く習慣を、この1週間でつけることが大切です。
やるべきこと③:勉強する時間と場所を決める
「いつ勉強するか」を決めないまま中学生活をスタートすると、気づけばダラダラと時間が過ぎてしまいます。「帰宅後30分はまず勉強」「夕食後に宿題」など、自分なりのルーティンをこの1週間で作ってしまいましょう。
場所も大切です。スマホやゲームが手の届く場所では集中できません。「勉強するときはリビングのテーブル」「スマホは別の部屋に置く」など、環境を整えることが集中力を生みます。
保護者の方へ:最初の1週間の関わり方
お子さんが中学校に入学した最初の1週間、保護者の方にお願いしたいことがあります。
「勉強しなさい」と言うより、「今日の授業はどうだった?」と聞いてみてください。どんな先生だったか、何を習ったか、難しかったことはあったか——そんな他愛もない会話が、お子さんの学習への意識を自然と高めます。
また、この1週間は特に疲れやすい時期です。新しい環境への緊張やストレスで、体も心も消耗しています。勉強の前に「しっかり休む」ことも、長い目で見れば大切な投資です。
次回(4月9日)は中学2年生編です。「中だるみ」と言われる中2の新学期に、意識して変えるべきポイントをお伝えします。お楽しみに!
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