いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。京都市伏見区醍醐のSTEP ONEです。
中学3年生になって、もうすぐ2か月
保護者の方の中には、
「うちの子、まだ受験生という自覚がない」
「部活が終わってから本気を出すと言っている」
「高校入試のことを話しても、あまりピンときていない」
このように感じておられる方も多いのではないでしょうか。
実は、今年の中学3年生にとって、京都の公立高校入試はとても大切な年になります。
京都府の公立高校入試では、令和9年度入学者選抜から新しい制度が導入されます。京都市教育委員会の案内でも、今年度実施する令和9年度入学者選抜から、中学生がより主体的に高校を選択できるよう新たな制度を導入すると説明されています。
つまり、今の中学3年生は、まさにその新しい入試制度で受験する学年です。
入試制度が変わる今、「なんとなく受験」は危険です
入試制度が変わると聞くと、保護者の方は不安になるかもしれません。
「何が変わるの?」
「うちの子に関係あるの?」
「今から何をすればいいの?」
そう思われるのは当然です。
ただ、ここで一番大切なのは、制度の細かい内容をすべて覚えることではありません。
本当に大切なのは、
“高校をどう選ぶのか”
“今の学力でどこを目指せるのか”
“そのために何を準備するのか”
を、早めに考え始めることです。
京都府教育委員会のページでも、新しい入学者選抜制度について、前期選抜・独自枠などの関連資料が公開されています。
これからの高校入試では、ただ「偏差値だけで高校を選ぶ」というよりも、学校ごとの特色や学科、求める生徒像などを知ったうえで、自分に合った高校を選ぶ意識がますます大切になります。
まだ本気になれない子に足りないもの
受験に本気になれない中3生を見ていると、保護者の方はつい、
「もっと勉強しなさい」
「受験生なんだから自覚しなさい」
「このままで大丈夫なの?」
と言いたくなります。
もちろん、そのお気持ちはよくわかります。
しかし、子どもが本気になれない理由は、単にやる気がないからだけではありません。
多くの場合、
受験がまだ“自分ごと”になっていない
のです。
たとえば、志望校がはっきりしていない。
今の成績でどの高校を目指せるのかわからない。
入試までに何をすればいいのかわからない。
自分の弱点がどこにあるのかわからない。
この状態では、子どもにとって受験はまだ遠い話です。
「高校入試」と言われても、現実味がありません。
だからこそ、5月から6月にかけてのこの時期に、まずは受験を少しずつ現実のものとして見せていくことが大切です。
まず確認したい3つのこと
この時期に保護者の方に確認していただきたいことは、次の3つです。
1つ目は、志望校について話題にすること
まだ決まっていなくても構いません。
「どんな高校に興味がある?」
「家から通いやすい高校はどこかな?」
「普通科がいい?専門学科にも興味ある?」
このように、まずは会話の中に高校名を出してみることが大切です。
最初から正しい答えを出す必要はありません。
大事なのは、お子さまが高校について考え始めることです。
2つ目は、今の成績を客観的に見ること
通知表、定期テスト、実力テスト、小テストの結果などを見て、今どの教科が弱いのかを確認しましょう。
特に英語と数学は、1・2年生の内容が積み重なっています。
中3の内容だけを頑張っても、1・2年生の単元でつまずいていると、なかなか点数は伸びません。
「今の単元がわからない」のではなく、実は
「1年生の内容からあやふやだった」
というケースもよくあります。
3つ目は、学習時間を見直すこと
受験生になったからといって、急に長時間勉強できるようになるわけではありません。
今まで家庭学習の習慣がなかった子が、夏休みから突然毎日3時間、4時間勉強するのは簡単ではありません。
だからこそ、今のうちから少しずつ学習時間を増やすことが大切です。
たとえば、平日は30分でもよいので、英単語、計算、理社の一問一答など、短時間でできることから始める。
この小さな積み重ねが、夏以降の大きな差になります。
「部活が終わってから」では遅れることもある
中3生によくある言葉が、
「部活が終わったら頑張る」
です。
もちろん、部活を最後まで頑張ることは素晴らしいことです。
しかし、受験勉強をすべて部活引退後に回してしまうと、かなり忙しくなります。
夏以降は、1・2年生の復習、学校の授業、定期テスト対策、内申対策、模擬試験、志望校選びが一気に重なります。
その時期になって初めて、
「英語の文法がわからない」
「数学の計算が遅い」
「理科・社会を全然覚えていない」
となると、かなり苦しくなります。
だから、今すぐ長時間の受験勉強を始める必要はありません。
まずは、現在地を知ること。
そして、受験に向けた準備を少しずつ始めること。
それだけでも大きな一歩です。
保護者ができる一番のサポート
受験生本人がまだ本気になっていない時期に、保護者ができる一番のサポートは、無理に叱ることではありません。
大切なのは、
受験を現実として考えるきっかけを作ること
です。
高校の情報を一緒に見る。
学校説明会の日程を確認する。
模擬試験を受ける機会を作る。
今の学力を確認する。
こうした行動によって、子どもは少しずつ受験を自分ごととして考え始めます。
「勉強しなさい」と言われるよりも、
「この高校に行きたい」
「今のままでは少し足りない」
「だから頑張らないと」
と思える方が、子どもは動きやすくなります。
STEP ONEでは現在地を見える化します
STEP ONEでは、中3生一人ひとりの現在地を確認し、どの教科のどの単元でつまずいているのかを見える化します。
受験勉強は、ただ長時間勉強すればよいわけではありません。
今の弱点を知り、必要なところから順番に復習することが大切です。
特に、まだ受験に本気になれていないお子さまの場合、まずは
「何をすればよいのか」
をはっきりさせることが、やる気につながります。
京都の公立高校入試が変わる今年。
「まだ大丈夫」ではなく、
「今から少しずつ準備しよう」
という意識を持つことが、受験成功への第一歩です。
中3生の受験準備について不安がある方は、ぜひ一度STEP ONEにご相談ください。