三者面談や個別懇談のあと、保護者の方からよく聞く言葉があります。
「何を聞けばよかったのかわからないまま終わってしまいました」
「先生の話を聞くだけで、こちらから質問できませんでした」
「成績の話は出たけれど、これから何をすればいいのかがよくわかりませんでした」
三者面談の時間は限られています。
学校によって違いはありますが、1人あたり10分から15分程度ということも多いです。
その短い時間を有意義にするためには、事前に聞きたいことを少し整理しておくことが大切です。
今回は、元中学校教員の視点から、三者面談で保護者が聞いておきたい5つのことをお伝えします。
1つ目|授業中の様子を聞く
まず聞いておきたいのは、授業中の様子です。
テストの点数だけでは、お子さんの学習状況はわかりません。
たとえば、同じ60点でも、
- 授業は真面目に聞いているが、テスト勉強が足りない
- 授業中に理解できていない
- ノートは取っているが、使いこなせていない
- 集中が続きにくい
- わからないところをそのままにしている
など、状況はそれぞれ違います。
先生には、
「授業中の様子はどうでしょうか」
「わからない時に質問できていますか」
「ノートや授業態度で気になる点はありますか」
と聞いてみるとよいでしょう。
授業中の様子がわかると、家庭や塾でどこをサポートすればよいか見えてきます。
2つ目|提出物の状況を聞く
中学生の場合、提出物は成績に大きく関わります。
テストの点数がそれほど悪くなくても、提出物が遅れたり、内容が不十分だったりすると、評価が伸びにくいことがあります。
特に学校のワークは、定期テスト対策にもなります。
三者面談では、
「提出物は期限通りに出せていますか」
「内容は丁寧に取り組めていますか」
「評価で気になる提出物はありますか」
と聞いておくとよいでしょう。
保護者の方は、提出したかどうかまでは知っていても、学校でどのように評価されているかまではわからないことがあります。
先生から具体的に聞くことで、2学期以降の改善につながります。
3つ目|テストの点数より、どの単元が弱いかを聞く
三者面談では、テストの点数や通知表の評価に目が行きがちです。
しかし、本当に大切なのは、
「どの単元が弱いのか」
を知ることです。
たとえば英語なら、
- 単語が覚えられていない
- 文法の使い分けができていない
- 長文になると読めない
- 英作文が苦手
数学なら、
- 計算ミスが多い
- 文章題が苦手
- 関数が苦手
- 図形問題で手が止まる
このように、苦手の中身を具体的に聞くことが大切です。
「英語が苦手です」だけでは、何をすればよいかわかりません。
「単語なのか、文法なのか、長文なのか」
「計算なのか、文章題なのか、図形なのか」
ここまでわかると、夏休みの勉強内容を決めやすくなります。
4つ目|2学期に向けて何を優先すべきかを聞く
7月の三者面談は、夏休み前に行われます。
だからこそ、
「夏休みに何をしておくべきか」
を聞くことがとても大切です。
先生には、
「2学期に向けて、夏休みに特に復習しておくべきことはありますか」
「この子の場合、まず何を優先すればよいですか」
と聞いてみてください。
ここで大切なのは、全部を完璧にしようとしないことです。
特に勉強が苦手なお子さんの場合、あれもこれも一度にやろうとすると、途中で嫌になってしまいます。
まずは優先順位を決めることが大切です。
- 英語の単語から始める
- 数学の計算を固める
- 学校ワークをやり直す
- 国語の読解練習を増やす
- 理科社会の基本用語を覚える
お子さんにとって、今一番必要なことを見つけることが、三者面談の大きな目的です。
5つ目|家庭での声かけについて相談する
三者面談では、勉強内容だけでなく、家庭での関わり方について相談するのもよいと思います。
保護者の方からは、よくこのような相談があります。
「勉強しなさいと言うと反発します」
「スマホばかりで困っています」
「親が言っても聞きません」
「どこまで口を出してよいかわかりません」
こうした悩みは、どのご家庭にもあります。
先生に、
「家庭ではどのように声をかけるとよいでしょうか」
「本人にどんな伝え方をすると前向きになりそうですか」
と聞いてみるのも一つです。
学校でのお子さんの様子を見ている先生だからこそ、家庭では見えない一面を教えてくれることがあります。
質問はメモして持っていくのがおすすめです
三者面談では、緊張したり、時間が気になったりして、聞きたいことを忘れてしまうことがあります。
そのため、事前にメモを作って持っていくことをおすすめします。
たとえば、
- 授業中の様子
- 提出物の状況
- 苦手な単元
- 夏休みに優先すべき学習
- 家庭での声かけ
この5つをメモしておくだけでも、面談の内容がかなり充実します。
先生に質問することは、決して失礼なことではありません。
むしろ、お子さんの成長を一緒に考えるために、とても大切なことです。
STEP ONEでは、面談内容を学習計画に生かします
京都市伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEでは、学校の三者面談で出た内容を、塾での学習にも生かすことができます。
たとえば、学校で、
- 英語の文法が弱い
- 数学の計算ミスが多い
- 提出物の取り組みを改善したい
- 2学期に向けて復習が必要
- 受験に向けて学習量を増やしたい
と言われた場合、その内容をもとに、お子さんに必要な学習を考えます。
元中学校教員として、学校の先生が面談で伝えようとしていることを整理しながら、保護者の方にもわかりやすくお伝えします。
伏見区醍醐・小栗栖・石田・六地蔵周辺で、三者面談後の勉強に不安がある方は、ぜひSTEP ONEにご相談ください。
三者面談は、ただ聞くだけで終わらせるともったいないです。
短い時間でも、聞くポイントを押さえれば、夏休みの学習や2学期の成績アップにつながる大切な機会になります。