いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEです。
夏休みも、いよいよ最終週になりました。
この夏、
「毎日、学校の宿題を進めた」
「夏期講習に休まず通った」
「苦手だった数学を復習した」
「英単語や漢字を少しずつ覚えた」
「受験勉強を本格的に始めた」
というお子さまも多いと思います。
保護者の方も、
「今年の夏は、よく頑張った」
「これだけ勉強したのだから、2学期は成績が上がるはず」
と期待されているのではないでしょうか。
もちろん、夏休みに努力したことは、必ずお子さまの力になります。
しかし、ここで気をつけていただきたいことがあります。
それは、
夏休みに頑張っただけで、2学期の成績が自動的に上がるわけではない
ということです。
夏休みに学習したことを、2学期の授業や家庭学習につなげて初めて、その努力がテストの点数や成績として表れてきます。
今回は、夏休みに頑張ったお子さまが、2学期に成果を出すために大切なことをお伝えします。
夏休みに勉強した内容は、放っておくと忘れてしまいます
夏休みに一度できるようになった問題でも、しばらく解かなければ忘れてしまいます。
たとえば、数学の方程式を夏期講習で何度も練習し、最後には一人で解けるようになったとします。
ところが、2学期に入ってから一度も復習しなければ、数週間後には、
「移項するとき、符号はどうするのだったかな」
「分数が入った方程式は、どう解くのだったかな」
と迷うことがあります。
英単語も同じです。
夏休みに毎日10個ずつ覚え、合計200個覚えたとしても、2学期になって復習をやめれば、少しずつ忘れていきます。
人は、覚えたことを忘れるものです。
大切なのは、忘れないことではなく、忘れる前にもう一度思い出すことです。
2学期が始まったら、夏休みに学習した内容を、短い時間でもよいので繰り返しましょう。
夏休みの復習を「2学期最初の授業」につなげる
夏休みに1学期の復習をしたお子さまは、2学期の授業を受ける準備ができています。
たとえば、中学1年生の数学では、1学期に正負の数や文字式を学習します。
2学期に方程式へ進むとき、正負の数や文字式の計算がしっかりできていれば、新しい内容も理解しやすくなります。
中学2年生でも、連立方程式の計算ができるようになっていれば、2学期の一次関数や図形の学習にも取り組みやすくなります。
英語も、1学期の基本文や単語を復習しておくことで、2学期の新しい文法を理解しやすくなります。
夏休みに学習した内容は、それだけで完結するものではありません。
2学期の新しい学習を理解するための土台です。
授業が始まったら、
「これは夏休みにやった内容とつながっている」
「前より学校の説明が分かる」
と感じられるはずです。
その感覚を大切にしてください。
夏休みに身につけた学習習慣を止めない
夏休みに成果を上げたお子さまの多くは、学習内容だけでなく、学習習慣も身につけています。
たとえば、
- 決まった時間に机へ向かう
- 毎日英単語を覚える
- 間違えた問題をやり直す
- 分からない問題をそのままにしない
- 塾で学習した内容を家庭でも復習する
といった習慣です。
ところが、学校が始まると、
「今日は授業があって疲れた」
「部活動があるから勉強できない」
「宿題だけで精いっぱい」
となり、夏休みの習慣が途切れてしまうことがあります。
夏休みと同じだけ勉強する必要はありません。
たとえば、夏休みに毎日1時間学習していたなら、2学期は毎日20分でも構いません。
英単語を毎日10個覚えていたなら、5個に減らしてもよいでしょう。
大切なのは、量ではなく、学習を完全に止めないことです。
「頑張った時間」より「できるようになったこと」を確認する
夏休みを振り返るとき、
「何時間勉強したか」
「何ページ進めたか」
「夏期講習に何日通ったか」
だけを見ることがあります。
もちろん、努力した量も大切です。
しかし、さらに大切なのは、
何ができるようになったのか
ということです。
たとえば、
- 分数の計算が一人でできるようになった
- 英単語を正しく書けるようになった
- 長い文章を最後まで読めるようになった
- 途中式を書く習慣がついた
- 間違い直しを自分からするようになった
- 勉強を始めるまでの時間が短くなった
という変化です。
点数にすぐ表れなくても、こうした変化は大きな成長です。
保護者の方から、
「毎日よく頑張ったね」
「前より計算が速くなったね」
「自分から机に向かえるようになったね」
と具体的に認めてもらうことで、お子さまは2学期も続けようと思えます。
すぐに結果が出なくても焦らない
夏休みに頑張ったのに、2学期最初のテストで期待したほど点数が上がらないこともあります。
そのとき、
「夏休みにあれだけ勉強したのに、どうして上がらないの?」
と責めないでください。
学習の成果が、すぐに点数へ表れるとは限りません。
特に、これまで学習の遅れが大きかったお子さまの場合、まずは前の学年の内容を理解することから始めています。
そのため、夏休みに基礎を身につけても、学校のテストで高得点を取れるようになるまでには、もう少し時間がかかることがあります。
たとえば、中学2年生の生徒が、小学校の分数や中学1年生の方程式から復習していた場合、その努力は決して無駄ではありません。
むしろ、今後の学習を支える大切な土台を作っています。
テストの点数だけで判断せず、
- 問題文を以前より丁寧に読めたか
- 空欄が減ったか
- 計算ミスが減ったか
- 自分で解ける問題が増えたか
- 間違い直しができたか
という点も見てください。
2学期最初の1週間が大切です
夏休みの努力を2学期につなげられるかどうかは、最初の1週間が大切です。
学校が始まった直後は、まだ学習内容がそれほど進んでいません。
この時期に、
- 学校の宿題をその日のうちにする
- 授業で分からなかったことを確認する
- 教科書やノートを見直す
- 夏休みに学習した内容を少し復習する
- 翌日の準備を早めにする
という流れを作っておくと、その後も続けやすくなります。
逆に、
「最初の1週間くらいはゆっくりしよう」
と過ごすと、夏休みの生活から学校生活への切り替えが遅れます。
完璧でなくても構いません。
まずは、毎日一つだけでも「今日の学習を終える」習慣を作りましょう。
保護者は結果を急がず、努力を続けられるように支える
夏休みに頑張ったお子さまにとって、2学期はその成果を試す期間です。
しかし、保護者の期待が大きすぎると、お子さまは、
「成績を上げなければいけない」
「点数が上がらなかったら、がっかりされる」
とプレッシャーを感じることがあります。
「必ず点数を上げよう」
ではなく、
「夏休みに身につけたことを続けよう」
「分からないことは早めに聞こう」
「一つずつできることを増やそう」
という声かけをお願いします。
伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEでは、夏期講習で学習した内容を2学期につなげるため、通常授業でも復習と定着を続けていきます。
夏休みに一度できるようになっただけで終わらず、
- 一人で解ける
- 時間を空けても解ける
- テストでも解ける
という段階まで繰り返していきます。
夏休みに頑張った努力は、すでにお子さまの中に積み重なっています。
その努力を一時的なものにせず、2学期の学習習慣へつなげることが、成果を出すための一番大切なポイントです。
夏休みの頑張りを、2学期の自信へ変えていきましょう。