いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEです。
夏休みも、残りわずかとなりました。
この時期になると、保護者の方から、
「今年の夏休みも、結局スマホとゲームばかりでした」
「計画を立てたのに、ほとんどできませんでした」
「学校の宿題を終わらせるだけで精いっぱいです」
「苦手教科の復習まで手が回りませんでした」
という声を聞くことがあります。
お子さま自身も、
「もっと勉強すればよかった」
「気づいたら夏休みが終わってしまった」
と感じているかもしれません。
しかし、夏休みを思うように過ごせなかったからといって、2学期までうまくいかないと決まったわけではありません。
大切なのは、
夏休みをどう過ごしたかよりも、2学期をどのように始めるか
です。
今回は、夏休みをだらだら過ごしてしまったお子さまが、2学期から生活や学習を立て直す方法をお伝えします。
夏休み全体を「失敗だった」と決めつけない
保護者の方が、
「せっかく長い夏休みがあったのに、何もできなかった」
「今年も無駄にしてしまった」
と感じる気持ちはよく分かります。
しかし、お子さまに、
「あなたは夏休みを無駄にした」
「何度言ってもできない」
「もう2学期も期待できない」
と言ってしまうと、やる気を失わせてしまいます。
夏休みを思うように過ごせなかったとしても、
- 学校の宿題は少し進めた
- 塾には通った
- 家の手伝いをした
- 部活動を頑張った
- 家族との時間を過ごした
- 生活の中で困っていることに気づいた
など、できたこともあるはずです。
まずは、できなかったことだけではなく、できたことにも目を向けてください。
そのうえで、
「残りの数日と2学期をどう過ごすか、一緒に考えよう」
と声をかけることが大切です。
なぜ計画どおりできなかったのかを考える
立て直すためには、できなかった原因を確認する必要があります。
ただし、
「本人のやる気がなかったから」
だけで終わらせないでください。
たとえば、次のような原因があります。
- 計画が細かすぎた
- 1日の学習量が多すぎた
- 何から始めればよいか分からなかった
- 苦手な問題ばかりで、やる気を失った
- 朝起きる時間が遅くなった
- スマホやゲームを先に始めてしまった
- 家庭では集中できなかった
- 分からないところを質問できなかった
原因が分からなければ、2学期も同じことを繰り返します。
たとえば、
「毎日3時間勉強する」
という計画が続かなかったなら、2学期は、
「帰宅後に数学を15分する」
という小さな目標に変えます。
「本人の意志が弱い」と考えるのではなく、続けられる仕組みになっていたかを見直しましょう。
まず生活リズムを学校モードへ戻す
2学期を充実させるために、最初に整えたいのは生活リズムです。
夜遅くまでスマホやゲームをして、朝9時、10時まで寝ている生活のままでは、学校が始まっても体がついていきません。
残りの数日で、少しずつ起床時間を早めましょう。
急に2時間早く起きるのが難しければ、毎日30分ずつ早めても構いません。
そして、
- 起きたらカーテンを開ける
- 朝食を食べる
- 午前中に机へ向かう
- 昼寝を長くしすぎない
- 夜は決めた時間にスマホを置く
という生活を意識します。
学校が始まる前に、学校へ行く時刻に起きられる状態へ戻しておくことが大切です。
残っている宿題と提出物を確認する
夏休み最終週は、宿題や提出物を必ず確認しましょう。
「ワークは終わった」と言っていても、
- 丸つけをしていない
- 間違い直しをしていない
- 名前を書いていない
- 作文や自由研究が残っている
- 提出日を間違えている
- 学校へ持っていくものを準備していない
ということがあります。
保護者がすべて代わりにする必要はありません。
お子さま自身に、
「何を提出するの?」
「終わっていないものはどれ?」
「あと何日で、どう進める?」
と確認させましょう。
ただし、残りが多い場合は、優先順位を一緒に決めてください。
まず提出期限のあるものを終わらせ、その後、できる範囲で間違い直しをします。
2学期の目標は小さく、具体的にする
夏休みを思うように過ごせなかったお子さまほど、
「2学期からは毎日2時間勉強する」
「次のテストで100点を取る」
「スマホは一切見ない」
と、大きな目標を立ててしまうことがあります。
しかし、大きすぎる目標は、数日で続かなくなります。
2学期最初の目標は、小さく、具体的にしてください。
たとえば、
- 学校の宿題を、その日のうちに始める
- 帰宅後15分だけ数学をする
- 英単語を毎日5個覚える
- 翌日の準備を夜のうちにする
- スマホは宿題が終わってから使う
- 夜10時30分にはリビングへ置く
という目標です。
一週間続けられたら、次の目標を考えます。
一度にすべてを変えようとせず、一つできたら次へ進むことが大切です。
1学期の苦手を一つだけ選ぶ
夏休みに十分な復習ができなかったからといって、1学期の内容をすべてやり直そうとすると、負担が大きくなります。
まずは、一番困っている教科や単元を一つ選びましょう。
たとえば、
- 中学1年生なら、正負の数や文字式
- 中学2年生なら、連立方程式
- 英語なら、単語や基本文
- 小学生なら、分数や小数の計算
- 国語なら、漢字や文章の読み取り
などです。
「数学が苦手」という大きな目標ではなく、
「正負の数の計算をできるようにする」
という具体的な目標にします。
一つの苦手を克服できれば、
「自分でもできる」
という自信につながります。
2学期最初の1週間を大切にする
夏休みをだらだら過ごしたお子さまにとって、2学期最初の1週間は、気持ちを切り替えるチャンスです。
最初から完璧を求める必要はありません。
まずは、
- 毎朝決まった時間に起きる
- 遅刻せず学校へ行く
- 授業を最後まで受ける
- 宿題を提出する
- 忘れ物を減らす
- 帰宅後に15分だけ学習する
という基本を大切にしましょう。
学校生活へ戻るだけでも、子どもにとっては疲れることがあります。
最初の一週間から、
「もっと勉強しなさい」
「夏休みの分を取り戻しなさい」
と負担をかけすぎると、続きません。
まず生活を整え、その後少しずつ学習量を増やします。
保護者の声かけを変えてみる
「勉強しなさい」
「スマホをやめなさい」
「早く宿題をしなさい」
と何度も言っても、子どもが動かないことがあります。
そのようなときは、声かけを少し具体的に変えてみてください。
「今日は何を一つ終わらせる?」
「数学と英語、どちらから始める?」
「15分だけ一緒にやってみようか」
「終わったら声をかけてね」
子どもに選択肢を与えたり、最初の一歩を小さくしたりすると、動きやすくなります。
そして、できたときには、
「今日は自分から始められたね」
「宿題を忘れずに出せたね」
と、行動を具体的に認めてください。
2学期から立て直すことは十分にできます
夏休みを思うように過ごせなかったとしても、それだけで1年間が決まるわけではありません。
学校が始まれば、毎日決まった時間に起き、授業を受け、宿題をする生活へ戻ります。
その流れを利用して、学習習慣を作り直すことができます。
伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEでは、
- 何から学習すればよいか分からない
- 1学期のどこでつまずいたか分からない
- 家庭では勉強を始められない
- スマホやゲームに時間を使いすぎる
というお子さまについても、一人ひとりの状況を確認しながら学習内容を設定します。
夏休みをうまく過ごせなかったことを責めるのではなく、2学期を変えるきっかけにしましょう。
「もう遅い」ではなく、「ここから始める」ことが大切です。