「勉強しなさい!」では動かない子どもへの声かけ

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いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEです。

 

2学期が始まって数日がたちました。

学校生活にも少しずつ慣れてきた頃ですが、保護者の方からすると、

「学校から帰ってきても勉強しない」
「スマホばかり見ている」
「言わないと宿題を始めない」

という姿が気になり始める時期でもあります。

 

そこで、つい口から出るのが、

「勉強しなさい!」

という言葉です。

 

ところが不思議なことに、何度「勉強しなさい」と言っても、子どもはなかなか動きません。

それどころか、

「今やろうと思ってたのに!」
「分かってる!」
「うるさい!」

と親子げんかになってしまうこともあります。

今回は、子どもが少しでも自分から動きやすくなる声かけについて考えます。

 

「勉強しなさい」では、何をすればよいか分かりません

 

大人にとって「勉強しなさい」は、分かりやすい言葉です。

しかし、子ども側からすると、

「何の教科を?」
「どこを?」
「何分くらい?」
「何から始めればいいの?」

が分からないことがあります。

 

特に勉強が苦手なお子さまほど、「勉強」という言葉が大きすぎるのです。

そこで、

「今日は英単語を5個だけやってみよう」
「数学の宿題、最初の1問だけやろう」
「10分だけ机に向かってみよう」

と具体的にします。

 

目の前のハードルを低くすると、動きやすくなります。

 

「いつするの?」と聞いてみる

 

「今すぐ勉強しなさい!」

と言われると、子どもは反発することがあります。

そこで、

「宿題、何時からやる?」

と聞いてみます。

 

たとえば子どもが、

「7時から」

と言ったら、

「分かった。じゃあ7時になったら始めようね」

と任せます。

 

大切なのは、自分で決めた時間を守る経験です。

もちろん、最初は守れないこともあります。

そのときも、

「やっぱりあなたは無理ね」

ではなく、

「今日は何で始められなかったと思う?」

と振り返ります。

 

選択肢を与えると動きやすくなります

 

「勉強しなさい」

ではなく、

「数学と英語、どっちからやる?」

と聞いてみます。

 

勉強するか、しないかではなく、

何から始めるかを本人に選ばせる

のです。

 

たとえば、

「漢字を先にする?算数を先にする?」
「宿題を今する?夕食後にする?」

という声かけです。

自分で選んだことは、他人から一方的に決められたことより行動につながりやすくなります。

 

結果より「行動」を認める

 

テストで80点を取ったとき、

「すごいね!」

と褒めるのは簡単です。

しかし、子どもの学習習慣を育てるためには、結果だけでなく、その途中の行動にも目を向けてください。

 

たとえば、

「今日は自分から宿題を始めたね」
「昨日間違えた問題をもう一度やったね」
「分からないところを先生に聞けたね」
「スマホを置いて勉強できたね」

という声かけです。

 

このような言葉は、

「何をすればよいのか」

を子ども自身が理解することにもつながります。

 

「どうしてできないの?」より「どうしたらできそう?」

 

子どもが宿題をしていないと、

「どうしてまだやってないの?」

と聞きたくなります。

 

しかし、この質問では、

「面倒だったから」
「忘れてた」

で終わることがあります。

そこで、

「どうしたら今日はできそう?」

と聞いてみます。

 

すると、

「スマホを別の部屋に置く」
「先に数学だけ終わらせる」
「お母さんが夕食を作っている間にやる」

など、次の行動を考えるようになります。

原因を責めるよりも、解決方法を一緒に考える方が前向きです。

 

「勉強しない=やる気がない」とは限りません

 

子どもが勉強しないと、

「この子はやる気がない」

と思ってしまいがちです。

 

しかし実際には、

  • 問題が難しくて分からない
  • 何から始めればよいか分からない
  • 前の学年の内容が分かっていない
  • 間違えるのが嫌
  • 疲れている
  • 勉強しても結果が出ないと思っている

ということがあります。

 

たとえば数学の宿題をしない子に、

「数学嫌いなの?」

と聞いたら、

「どうせ分からないから」

と答えることがあります。

 

この場合に必要なのは、「もっと頑張れ」という言葉ではありません。

分かるところまで戻り、

「これならできる」

という経験を作ることです。

 

保護者が教えすぎないことも大切です

 

子どもが分からない問題を聞いてきたとき、

「ここはこうするの」
「だから答えはこれ」

と全部説明してしまうことがあります。

 

しかし、子ども自身が考える前に答えを教えてしまうと、自分で考える機会が減ります。

まずは、

「問題は何を聞いている?」
「どこまでは分かる?」
「教科書のどこに似た問題があった?」

と問いかけてみてください。

答えを教えるのではなく、考えるためのヒントを与えるイメージです。

 

「毎日言わないとやらない」を少しずつ変える

 

保護者が毎日、

「宿題した?」
「勉強した?」
「明日の準備した?」

と確認するのは大変です。

そして中学生になると、いつまでも親が管理するわけにもいきません。

 

そこで、少しずつ子ども自身に任せます。

たとえば、

「夜8時に今日やることを確認する」

と決め、それまでは口を出さない。

できたかどうかを一緒に確認し、できなければ翌日の方法を考える。

 

このように、

注意する回数を増やすのではなく、自分で確認する仕組みを作る

ことが大切です。

 

保護者の役割は「勉強させること」だけではありません

 

保護者の方が、毎日すべての勉強を管理する必要はありません。

大切なのは、

  • 学習できる環境を整える
  • 生活リズムを支える
  • 子どもの話を聞く
  • 頑張った行動を認める
  • 困ったときに相談できるようにする

ことです。

 

家庭では親子だからこそ、勉強の話になると感情的になってしまうこともあります。

そのような場合には、第三者である学校や塾を利用するのも一つの方法です。

 

伏見区醍醐の個別指導塾STEP ONEでは、

「勉強しなさい」

と何度も言わなくても、子ども自身が、

「今日は何をするのか」
「どこまでできるようにするのか」

を意識できるような指導を大切にしています。

 

ご家庭で、

「何度言っても勉強しない」
「勉強のことで毎日けんかになる」
「どう声をかけたらよいか分からない」

というお悩みがありましたら、LINEまたはお電話でお気軽にご相談ください。

子どもを動かす魔法の言葉はありません。

 

しかし、

「勉強しなさい!」から「どうしたらできそう?」へ。

保護者の声かけを少し変えることで、子どもの行動も少しずつ変わっていきます。

次回は、2学期のやる気を育てるために大切な、小さな成功体験についてお伝えします。

 

 

座席に限りがあるため、定員になり次第、募集を締め切ります。
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