テストの答案からわかること~数学編~
こんにちは、STEP ONEの野末です!
テストが返された時、まず気になるのは「点数」ですよね。でも、「点数」だけでなく「答案用紙」からわかることがいろいろあるんです。答案用紙から次のテストに向けての対策や学力アップのための対策を考えることができます。
今日は、数学の答案を例にとって、そこから生徒の数学の学習状況について、どのようなことがわかるか、その一例をお話しします。
ケース1:計算問題ができていない。計算ミスが多い。
【推測されること】
①基礎的な計算力の不足
基本的な計算の仕方が理解できていない可能性があります。現在学習している単元の計算の仕方がわからないのか、それとももっと前の既習事項が理解できていないのかを判断し早めに基本事項を理解する必要があります。
②計算の仕方が雑
基本的なことは理解していても、計算が雑だったり、頭の中で計算をしていたりして、ミスを作ってしまっている可能性があります。ミスが多い場合、丁寧な計算をする癖を身につけることが大切です。この場合、毎日少しずつ計算ドリルをこなすことで、着実に力をつけていくことが大切です。
ケース2:文章問題が解けていない
【推測されること】
①読解力の不足
文章問題を解くためには、まず問題文を正確に読み解く力が必要です。読解力が不足している場合、問題の意図を把握できず、適切な解答に至らないことがあります。この場合は、日常的に文章を読む練習を増やし、読解力を高めることが重要です。
②問題の分解ができていない
文章問題は、多くの場合、複数のステップに分解して解く必要があります。問題を一度に解こうとするのではなく、ステップごとに分解して考える練習をすると効果的です。また、文章問題は、いくつかの問題パターンがあります。それぞれのパターンの解答法を身につけることも大切です。
生徒の答案から、いろいろなことを見つけ出すことで、どこに力を入れて指導するべきかが見えてきます。STEP ONEでは、個別指導で生徒一人ひとりの弱点をしっかりサポートします。ぜひ、お気軽にご相談ください!
それでは、次回もお楽しみに!